旧制五高から熊本大学へ

 

 熊大野球部は旧制第五高等中学校、第五高等学校から昭和24年の新体制熊本大学を経て平成へと引き継がれ、その時代を生きた先輩たちの歴史が脈々と連なる伝統あるクラブ活動であります。その歴史をひも解きますと、明治20年に第五高等学校創立と同時に活動をはじめ、明治39年には第一回の旧制七高対抗戦が開催されております。(また、OB戦も昭和44年から始まっております。)平成14年には旧制中学校時代から数えて100周年を祝う記念の鹿大定期戦を、熊本県菊池郡西合志町NTT総合運動野球場(現合志市総合運動場)で行いました。平成19年には旧制高校時代から数えて100回を祝う鹿児島大学との定期戦を映画「北辰斜めにさすところ」の制作に合わせ熊本県人吉市の川上哲治記念球場で実施しました。

 

 そして、このような「熊大野球部の歴史と伝統を伝えたい」と、平成23年に創部60周年記念事業が、OB会組織である熊硬会主催で行われました。

(創部60周年記念事業より)